バルサ 自作機
今まで作ったキットのバルサ材の余りの部分が壊れた部分を修理するのに、結構重宝するのですが、ちょっと増えてきたので、処分しなければと思いましたが、いまさら捨てるのも悔しいので、何か使えないかなと考えました。
古いラジコン技術誌(2007年6月号)に1960年代のシングル機 ピクニックジュニア の図面が掲載されていましたので、これをバルサのハギレで造れる大きさに縮小して作成することにしました。
オリジナルは翼長1160mmですが、410mmの35%の縮小にしました。
ハギレにチマチマと部品のコピーをはりつけます。
胴体側面とリブの切り出し完了!
ハギレ使用とは言うものの、胴体側面は、キットのハギレではなく、以前作った自作機用のバルサの残りを使用!
リブはサンドペーパーで形をそろえます。
設計図の上にお決まりのラップをかけて、部材が設計図にくっついてしまうのを防ぎます。
胴体の側板を張り合わせて・・・
翼のリブの位置は図面合わせで作成ちゃっちゃと組み立てて、各パーツの完成です。
ほとんどが1mm厚のバルサなので、切り出しも簡単で、接着も小さい機体なので瞬間接着剤で十分です。
シンプルな胴体部分です。
バッテリーハッチもごくごくシンプル
胴体上部を接着する前に、ラダーとエレベーターのピアノ線を通しておきました。
↓
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けっこう小さいのが分かります。
翼長41cm 全長29cmです!
翼長41cm 全長29cmです!
ちなみに生地の状態で重量は17gでした。
フィルムでの被覆を完了しました。
ラジコン誌記載のモノクロ写真
モノクロで撮ると、オールドタイマーの名機 ピクニックジュニア の雰囲気が・・・・
サーボはROBIN 1.5g RB-S015 約1.5g
アンプはコスモテック CT-3A アンプ部のみで0.79g
モーターはC1404 KV値:3900を使用予定
ちなみにバッテリーのハッチはゴム止めです
まぁ、この手のサーボには当たりハズレがあるのは百も承知で、大人な私は慌てず騒がずラダーのみ2.4gのサーボに交換しました。
結局バッテリー込みの重量は55.3gのヘビー級(ミニのくせに)になってしまった。
この重量で空に舞い上がることが出来るのだろうか?
さてさて、いよいよ初飛行です。
例によって壊れる前の記念撮影。
見てください!みごと大空に舞い上がりました。
しかし、主翼の迎角の大きさに加えダウンスラスト不足のため、かなりの急角度で上昇します。
スロットルを絞って水平飛行にすると、飛行速度は失速寸前になり実に不安定です。
迎角の改善とダウンスラストの調整が必要ですが、とりあえず初飛行は無事に終えました。
調整後の結果は、また機会がありましたら、アップします。
と言いながら、調整後の飛行結果を報告です。
とりあえず、主翼の迎角はそのままでダウンスラストをさらに大きくしました。といってもモーターの取り付けねじ上部に薄いビニルワッシャを一枚かませただけです。どれくらい角度が大きくなったのか数値では表せませんが、見た感じではかなりのダウン角です。(具体的な数値で表す術が無いので、この辺はもう感覚の表現です。)
飛行結果はかなり良好です。上下の制御がスロットルの調整でかなり楽に出来るようになり、水平飛行も以前に比較して安定してできるようになりました。
かなり上空に上げてループとラダーロールに挑戦しましたが、くるり、くるりと失速して墜落しかけているのかどうかわからない感じがあるものの、なんとかクリアできたような感じでした。
ただ、時折不意に姿勢を大きく崩す癖があります。以前何かの書物で、ミニサイズの機体は、オリジナルのままを縮小すると、水平尾翼の面積不足から不安定な機体になるので、水平尾翼は大きめにする必要があると書いてあったような記憶があるので、オリジナルのままで縮小したこの機体が正にそれに当てはまるのかもしれません。
でもかわいいし楽しい飛行機です。
と言いながら、調整後の飛行結果を報告です。
とりあえず、主翼の迎角はそのままでダウンスラストをさらに大きくしました。といってもモーターの取り付けねじ上部に薄いビニルワッシャを一枚かませただけです。どれくらい角度が大きくなったのか数値では表せませんが、見た感じではかなりのダウン角です。(具体的な数値で表す術が無いので、この辺はもう感覚の表現です。)
飛行結果はかなり良好です。上下の制御がスロットルの調整でかなり楽に出来るようになり、水平飛行も以前に比較して安定してできるようになりました。
かなり上空に上げてループとラダーロールに挑戦しましたが、くるり、くるりと失速して墜落しかけているのかどうかわからない感じがあるものの、なんとかクリアできたような感じでした。
ただ、時折不意に姿勢を大きく崩す癖があります。以前何かの書物で、ミニサイズの機体は、オリジナルのままを縮小すると、水平尾翼の面積不足から不安定な機体になるので、水平尾翼は大きめにする必要があると書いてあったような記憶があるので、オリジナルのままで縮小したこの機体が正にそれに当てはまるのかもしれません。
でもかわいいし楽しい飛行機です。