一度は取り組んでおきたいGuillow's (ギローズ)のバルサキットですが、今回選んだのはパイパースーパーカブ95 という基本はゴム動力の機体です。
これを、エルロン装備の4chラジコンとして作成することにしました。
箱を開けますと、なにやらあまり質が絶賛できないバルサシートにカットされた?部品が並んでおります。
なかなか見事な?カットとバルサの品質です。このバルサシートは同じものが左右分で2枚ずつ入っていましたが、ソフトっぽいものとハードっぽいものがそれぞれ1組になっているので、単純に考えても左右の重量と強度がアンバランスになりそうです。
交互に左右入り混ぜてで使うなどして、バランスを取らなければならないと思います。
この機体は背骨の部分に、左右のいわば肋骨をくっつけて、それにバルサストリングを張っていき、形状を整えていきます。
このような作り方のキットは全く初めてなので勝手がわかりませんが、とりあえず製作を進めます。
尾翼部分も一緒に作っておきます。
切り出した肋骨部分です
肋骨をまず背骨の左側に接着していきます。
左右とも肋骨を接着し、補強財を接着します。 胴体の形が現れてきました。
胴体の上部に窓になる部分と主翼を固定するベースを接着します。
肋骨に這わすバルサストリングですが、木屑というか切り屑というか、いっぱいにくっついています。
部材等はなかなかの状態でキットに納まっており、まさに男のキットですね~。
バルサストリングを這わすと、こんな感じで仕上がります。
切り出した主翼リブですが、スパーの位置もズレズレでした。
とりあえずの修正 整形です。
エルロン部分になる箇所のリブはカットしておきます。
で、とりあえず左主翼は完成です。リブの抜けている部分は後でカットしてエルロンを取り付ける予定です。
必要部品の作成完了です。
重さを量ってみると30gでした。
ここで、はたと疑問が・・・
と言いますのも、この機体は胴体に直接主翼を接着固定する設計です。と言うことはエルロンサーボの取付やリンケージがやりにくい上にメンテナンス上も大いに問題ありです。
と言う事で、主翼は胴体から取り外せるように変更することにして、主翼を接着固定するベース部分をカットしました。
主翼を乗せる部分は後日補強と共に整形を行います。
強度確保のために左右主翼の接合部分のかんざしを作成 このかんざしで強度が十分なのかわかりませんが、手で曲げて強度を確認したところでは大丈夫な気がします。
もちろん接合部分の上下にはバルサプランクする予定なので、さらに強度は上がるでしょう。
主翼接合が完了しました。あとは接合部の整形などを行う必要があります。
主翼を取り外せるようにするので主翼を取り付ける部分を補強しました。
主翼の接合部の粗整形をしました。
接合部分のかんざしを念のためにもう一本追加して強度の不安を解消しました。
そこそこ出来上がった主翼を眺めていると・・・ん?ん?・・???なんか変!
どう考えてもエルロン部分が大きすぎ! 大失敗?
仕方なくカットしすぎたリブの後ろを継ぎ足し延長。
全く不要な手間と重量のみが増えていきます。
エルロン部分の外縁部を切り取ってやると・・・。