mini Pitts (Epp) 1

mini Pitts (Epp)

TEAM QUADRA さんのページでスチレンペーパー製の小さなピッツの図面を拝見し、これを作らせてもらおうと思いました。
但し、材質はEPPを使用して、大きさもオリジナルは翼長40cm位だと思いますが、75%ほど縮小して翼長29cmのリポ1セルのバッテリーを使用してのミニミニバージョンにしました。
オリジナルはエルロン ラダー エレベーター エンコンの4chですが、エルロンを省いて3chにしました。



ちょっと見にくいですが下の図面がオリジナルの上翼の大きさで上の図面が縮小した上翼の大きさです。

EPPは30倍の4mmを胴体部分に、30倍の3mmは翼の部分に使用しました

このスプレーのりは、設計図の裏面に吹き付けてEPPに貼り付ける時に使用します。
そのままカッターで設計図に合わせてカッターで切り取りますが、このスプレーのりは、貼ってはがせるタイプで、切り取ったEPPから図面が簡単にはがせて、のり痕も残りません。


こんな風に


こんな風に貼って!


切り取るのはこのカッターナイフを使用します。
普通のナイフと違って、刃先の角度が小さく、細かい部分を切り取るのにもたいへん重宝します。


こんな風に切り出せました。



切り出した部材の重さは約5gです。(この量りは1gが最小単位なので、1g以下の正確な重さはわかりません)


カーボンの補強は下翼のみです。
オリジナルの翼は上反角は0度ですが、今回はエルロンを省きましたので、上反角をつけました。 
但し角度は根拠が無く適当です。


EPPは普通の接着剤では接着しませんので、この接着剤を使用しました。


胴体に、左右のほっぺた?と尾翼を貼り付けました。


さらに上翼、下翼を接着


エレベーターのヒンジ部分は斜めにカットして、面一になる方を尾翼にテープで取り付けます。


はい、生地完成! この状態で約6gです。


パワーユニットはいろいろ悩んだのですが、以前に作った7mmのモーターをギアダウンした物にしました。(かなりいい加減で精度の悪いものですが)リポ1セルのバッテリーで5030のプロペラを使用して20g位の推力は確保できるようです。
重さは約4gです。


残りの受信機、アンプ サーボ バッテリーの総重量は18g


両面テープでぺたぺたと機材を搭載して、リンケージは0.5mmのピアノ線


バッテリー込みの飛行時重量は約28g (機体6g モーターユニット4g アンプ、レシーバー、サーボ14g バッテリー4g)
この状態で、グライドテストをすると、スーッと紙飛行機のように飛びます。
これは期待が持てます。


完成時の記念撮影です。 大きさの目安のために置いた携帯電話と比べても結構小さな飛行機です。


一応バックからも・・・ね。


処女飛行は、まだ行えていませんが、近いうちに風の無い日を選んで敢行いたします。
飛行の結果は飛べばアップいたします。(飛ばなければこのまま知らんプリかも・・・)