OK模型のミントの製作です。
ミントについてはたくさんの方が製作され、製作記や改造記もネットにアップされていますから、いまさら感が漂いますが、とりあえず作成してみることにしました。
バルサ部品はこれだけです。
部品点数が少ないので、やはり初心者向けキットの格付けでよいのかな?
レーザーカットされたバルサ部品を瞬間接着剤で接着するだけで、形になって行きます。
こんな感じで、シンプルな胴体です。
上部も接着します。
おっと、その前に上部を接着してしまうと挿入が困難になりそうな(実際はリンケージ用のピアノ線をガイドにすればそれほど困難ではないらしい)リンケージ用のチューブを通しておきます。
バッテリーカバーは胴体の曲線に沿うようにRがつきます。
ノーズ部分はベニヤとバルサのサンドイッチ構造
整形前の胴体の全体図
これを削って削って・・・
と相成りました。
主翼の製作に当たり、翼の接合部のリブを上半角のために傾けて接着する必要がありますが、そのゲージが設計図に書かれています。
本当は切り取ってバルサ等に貼り付けるのがベストでしょうが、図面に合わせてバルサをカットしました。
主翼中央部
主翼の端部
主翼前縁部は2枚のバルサ材を接着し、これを翼型に整形する必要があります。
広い面積の接着なので、木工ボンドを使用しました。
SAL用のフィンガーフックが付けられるように、翼端部を補強しました。
主翼の整形前の断面です。
ほとんど翼の形になっていません。単にバルサ材を張り合わせた状態です。これを削って翼の形にして行きます。
主翼の修正途中です。
まだまだ削って主翼の形に近づけていかなければなりません。
とにかく荒削りの状態にまでなりました。
この状態で40gです。 これが重いのか軽いのか????
翼端を接着する際の上半角を正確に出すための治具です。
ミントの翼端の高さの寸法に治具の高さを合わせてあります。
こんな感じで使用しますと翼端の寸法がきちんと出ます。
削りに削って・・・・・・削って削って・・・
主翼も接着して・・・・・・
とにもかくにも生地完成。
ふうっ!
さて、ビデオカセットの上にミントを乗せて何をしているのかと言いますと、主翼と尾翼の平行を出して接着しているところです。
主翼と尾翼の並行を出すのはなかなか難しく、いろいろ試した結果、ビデオカセットでうまくいきましたので、いつもこの方法で行っています。
ぴったりと主翼と尾翼の平行が出ています。
高さがカセットの厚みだけでは調整しきれないときは、同じ厚みの木片やDVDのケースなどで微調整します。
フィルム貼りの完成です。
サーボは胴体側面に両面テープで接着し、反対の側面の隙間に発泡材を詰めて固定します。
受信機は遠くへ飛ばす予定が無いのでGWSの4CHを使用しました。
全備重量は、100gをきりたかったのですが、重心調整用の鉛を載せましたので、103gになってしまいました。
翼端にSAL用のフックを接着しました。
取付角度を悩みましたがとりあえず垂直に取り付けました
製作雑感
このキットは部品点数が少なく、初心者向けと聞いておりますが、考えようによっては、超弩級の上級者キットじゃないのかと思いました。
と言いますのも、私が今まで作ったキットは少なくとも翼型はリブを並べていくことで、前縁部と後縁部の整形程度でリブ型に沿った翼が出来上がりました。
しかし、このキットは、翼の形をカンナやサンドペーパーでとにかく削りに削って仕上げなくてはなりません。
もちろん、適当に作っても性能の良し悪しはともかくとして完成させることが出来るので、そういう意味では初心者向けといっても良いのかもしれませんが、グライダーとしての性能を決定づける翼型を作成者の技術と知識と根気とやる気?に委ねられるのは、正直言ってかなりハードルが高いのじゃないかと思います。
部品点数が少ないので、作るのは割合簡単ですが、メーカーの意図した性能が出せているかどうかは、作成者の技量に負うところが大なので、製作に自信の無い私としては、間近で他人の目に晒したくないような・・・。
製作雑感
このキットは部品点数が少なく、初心者向けと聞いておりますが、考えようによっては、超弩級の上級者キットじゃないのかと思いました。
と言いますのも、私が今まで作ったキットは少なくとも翼型はリブを並べていくことで、前縁部と後縁部の整形程度でリブ型に沿った翼が出来上がりました。
しかし、このキットは、翼の形をカンナやサンドペーパーでとにかく削りに削って仕上げなくてはなりません。
もちろん、適当に作っても性能の良し悪しはともかくとして完成させることが出来るので、そういう意味では初心者向けといっても良いのかもしれませんが、グライダーとしての性能を決定づける翼型を作成者の技術と知識と根気とやる気?に委ねられるのは、正直言ってかなりハードルが高いのじゃないかと思います。
部品点数が少ないので、作るのは割合簡単ですが、メーカーの意図した性能が出せているかどうかは、作成者の技量に負うところが大なので、製作に自信の無い私としては、間近で他人の目に晒したくないような・・・。
初飛行
初飛行は風の少ない日に行いました。
最初は胴体を持って手投げで重心を調整します。
重心の調整後恐る恐る生まれて初めてのSAL投げです。
最初は何度かとんでもない方向に飛んでしまいましたが、だんだんリリースのタイミングがわかってきて、まだまだ全力では投げられませんが、2階建ての屋根のてっぺん位?までは上げられるようになりました。
スピードも速くないので、ハンドキャッチも何度か成功し、ちょっと気分良く初飛行を終えることが出来ました。
ミントはSALではサーマルを捕まえるのは、たぶん無理なので、スロープかショックコードを利用する方が良いのかもしれませんが、SALで投げては受けて、投げては受けてと遊ぶのも気楽な楽しみ方で良いんじゃないかなと思いました。
ミント 2へ続く
ミント 2へ続く