モスキートモス号


ムサシノ模型飛行機研究所のモスキートモス号を製作しました。





この機体は、近くの模型屋さんで、(たぶん訳あり格安?)購入しました。
実はモスキートモス号は約30年前に作ったことがあって、懐かしくて即購入しました。



30年前のOS製10FSRというエンジンも残っていたので、これで飛ばしてみることにしました。



早速、作成に取り掛かりました。
まずはエンジンマウントを作成します。
エンジンの振動に耐えうるために、エポキシ接着剤でガッチリ作りました。

胴体前部の側板を張り合わせます。
平らな面に設計図を置いて、その上にビニールラップをかけます。
こうしておけば、接着剤が垂れたりしても、設計図が汚れたり破れたりしません。


胴体前部の完成


モスキートモス号の大きな特徴である、トラス構造の胴体後部



この胴体後部と前部を接着するのですが、正確に接着するのにはちょっとしたコツが必要で、
いい加減に作るとゆがんでしまいます。
また前部と後部の接着部分の隙間に三角形の板を接着するのですが、これもゆがみの無い状態で無いとうまく納まってくれません。


主翼の接合ですが、、治具を作って、左右のゆがみや角度の違いが出ないようにしました。

あっというまに生地完成 前方から

生地完成 後方から



OS製10FSRエンジンの箱です。 約30年もよく残っていたものです。

エンジン搭載の状態です。
OS製10LAエンジンのニードルバルブはエンジン後方についていますが、このエンジンは前方についているので、プロペラに近いので、ニードル調整のときは、ちょっと怖い・・。


ピンボケですがエンジン近景です。

エレベーターとラダーはストリングでのリンケージです。
設計図ではストリングは胴体から外部に出るようになっていますが、トラス胴の内部を通しました。


主翼の裏側です。実はノーマルの主翼と少し違っています。



そうなんです。ノーマルの主翼は固定フラップ仕様なんですが、この主翼は可変フラップにしてあります。
プロポの設定で、フラップ角の変更やフラップをエルロンとして使用することも可能です。






はい、完成です。
やはりこの機体は美しいトラスが見えるようにクリヤーフィルム貼りが良いと思います。